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お地蔵さん巡りルート

所要時間:約60分

京都ではあちこちでお地蔵さんを目にする機会があります。日々の暮らしの中で祀られたお地蔵さん。町内ごとの地蔵盆も欠かせない行事のひとつです。そんなお地蔵さんにお願いごとをしてみてはいかがでしょうか。

(A)界隈のお地蔵さん

京都の町を歩いていると、あちこちの街角に立つお地蔵さん。古くから地域の子どもたちの健やかな成長を祈って町内ごとに置かれてきたそうで、この伏見稲荷エリアでもいくつかのお地蔵さんに出会います。立派な祠に鎮座されているものもあれば、風雨に打たれてお顔もよくわからなくなった野ざらしのお地蔵さんもあり、それぞれに表情豊か。なかなかユニークなものもあります。どんな経緯でここに置かれたのかなと考えながらお参りするのも、町歩きの楽しみのひとつ。

徒歩10分

(B)腹帯地蔵

摂取院にあるお地蔵さん。このお地蔵さんは、どこかの谷で「背負って帰ってくれ」と言ったので背負い、「ここで座らせてくれ」と言ったので、ここに置いたと伝わります。土だと思われていましたが、きれいに洗うと木像でした。全体に彩色されていたため、江戸時代の作かと伝わっていましたが、解体・修復作業を行って調査した結果、平安時代末の作と判明しています。

徒歩15分

(C)ぬりこべ地蔵尊

約1メートルの石仏で歯痛にご利益があるとして有名です。全国から歯痛平癒を祈るハガキが寄せられ、小さな堂内に山積みされています。

徒歩15分

(D)賽の河原の地蔵さん

江戸時代中期の画家伊藤若沖が十余年の歳月をかけて石工に作らせた石仏五百羅漢群像の最後に賽の河原のお地蔵さんがあります。

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